第三報告: 警告

私たちの視点から見ている世界の出来事について、あなた方が理解できる様に、もっと話したいと思っていました。この事を受け入れるのは難しく、多くの不安と心配を引き起こすことは承知していますが、あなた方には情報を提供しなければなりません。


私たちから見る世界の状況は非常に深刻で、人々が正しく情報を得られないとしたら、とても不幸な事だと考えています。あなた方が住んでいる世界、そして多くの他の世界でも欺瞞がありますが、その真実は明白であるのに認識されず、それについてのサインやメッセージも発見されません。そのような状況が私たちの存在により明確になり、あなた方や他の人々が真実を見られるようにと願っています。私たちの知覚には、こうした支障はありません。なぜなら私たちは、まさに私たちが説明している様な事を目撃する為に送り込まれたからです。


時間が有れば自分で知る事が出来るかもしれませんが、そんな時間は無いのです。もう今は時間が無いのです。大いなる共同体の出現に対する人類の準備は、予定より遥かに遅れています。多くの重要な人々が対応していないのです。そして、あなた方の世界への侵入は、当初に考えられていたよりも遥かに速いペースで加速しています。


私たちは時間が無い中で、この情報を共有する事を奨励する為に来ました。これまでのメッセージで伝えてきたように、その情報は既に世界に浸透し、精神環境への条件付けと準備が進められています。その意図は人間を根絶することではなく、人間を利用し、より大きな集団のための構成員にすることです。世界各国の制度や自然環境は大切にされており、それらを利用する為に保存する事が訪問者達の希望です。彼らは、あなた方の世界に住む事は出来ないので、あなた方から忠誠心を得る為に、これまで説明してきた沢山の手法を使っているのです。これを明らかにする為に私たちは説明を続けます。


私たちがここへたどり着くのが遅れたのには、いくつかの要因があります。その最たるものは、私たちが直接コンタクトを取るべき人々の準備が整っていなかったことです。この本の著者である伝達者こそが、私たちが確かな接触を持つことのできた唯一の存在であり、ゆえに私たちはこの伝達者に、根幹となる情報を託さねばならないのです。


あなた方の訪問者達から見れば、私たちが学んできた様に、米国は世界のリーダーとみなされています。その為この介入では、ここに最も重点を置くことになります。しかし、他の主要国も同様に接触されます。それら主要国も権力を握っていると認識されているからです。権力は訪問者達によって理解されているのです。訪問者たちは、自らの組織内では考えられないほど徹底して、権力の命ずるままに、一切の疑念を抱くことなく従うのです。


強力な国家の指導者たちを、訪問者達の存在を受け入れるよう説得する試みがなされるでしょう。協力の見返りとして、互恵関係の約束、さらには一部の者には世界支配の約束までもが、贈り物や誘惑として差し出されます。世界の権力の中枢には、こうした誘惑に応じる人々が現れるはずです。彼らは、核戦争の脅威を超え、地球上に新たな共同体を築く絶好の機会が来たと考えるからです。そして、その共同体を自分たちの目的のために率いていける、と。しかし、これらの指導者たちは欺かれています。彼らにこの領域の鍵(支配権)が渡されることはありません。彼らは単に、権力が移行する過程におけるただの仲裁役に過ぎないのです。


これは理解しなければなりません。それはそれほど複雑なことではないのです。私たちの視点や立場から見れば、明白なことです。私たちは、同様のことが他所でも起こるのを見てきました。これは、独自の集合体を持つ種族の組織が、あなた方の様な新興の世界を勧誘する際の手口の一つなのです。彼らは自らの計画が徳高く、あなた方の世界を改善するものだと固く信じています。なぜなら、人類はそれほど尊重されておらず、ある面で徳があるとしても、彼らの視点からすれば、あなた方の負の側面は潜在能力を遥かに上回っているからです。私たちはそのような見解を持ってはいません。もし持っていたら、今の立場にはおらず、人類の同盟として奉仕を申し出ることもなかったでしょう。


したがって、今、真実を見分けることは非常に困難であり、大きな挑戦となっています。その課題とは、人類の味方が本当は誰なのかを理解し、潜在的な敵対勢力と区別できるようになることです。この問題において、中立を保つ勢力など存在しません。世界はあまりにも貴重であり、その資源は固有かつ多大な価値があると認識されているからです。人類の情勢に関与している者に、中立的な当事者は一人もいません。異星人による介入の本質とは、影響力と支配力を行使し、最終的にここでの主権を確立することなのです。


私たちは訪問者達では無く、観察者です。あなた方に対して如何なる権利の主張もせず、この地に定着する意図もありません。このような形でアドバイスを提供する以上の関係を追求しないので、私たちの名前は隠されています。私たちは結果をコントロールする事は出来ず、私たちが出来る事は、人々が行動しなければならない選択と決断について助言する事だけです。


人類は大きな可能性を秘めながら、豊かな精神的遺産を培ってきました。しかし、自分達が生まれつつある、大いなる共同体に関する教育を未だ受けていません。人類は内部分裂し争いを起こしている為に操られ、国境を越えた侵入を受けやすくなっています。あなた方は今日の関心事に夢中で、明日の現実を認識していません。世界の大きな動きを無視し、今日起きている介入は自分の為と思い込んでいるとしたら、どんな利益を得る事が出来るでしょうか。あなた方がこの状況の現実を見たなら、そう言える人はきっと一人もいないでしょう。


それはある意味、視点の問題です。私たちは見る事が出来ますが、あなた方は見る事が出来ません。私たちが見ているものをあなた方が見るには、自分達の世界を超え、世界の影響力の範囲外にいなければなりません。しかし、私たちが見ているものを見るためには、私たちは隠れたままでなければなりません。何故なら、あなた方の訪問者達は、この自分達の使命が最も価値があり、地球は数ある中でも最大の可能性があると考えているからです。彼らは私たちの為に行動を止める事はないでしょう。その為に、あなた方が大切に守らなければならないのは、あなた方自身の自由なのです。これをあなた方以外が行うことは出来ません。


どの世界でも、大いなる共同体の中で自らの統一、自由、自決の確立をするのなら、それらを必要に応じて守らなければなりません。そうしなければ支配は必ず起こり、完結されるでしょう。


では訪問者達は、何故あなた方の世界を求めるのでしょうか?それは、とても明白なことです。彼らが特に興味を持っているのは、あなた方ではありません。あなた方の世界の生物資源なのです。そして、この太陽系の戦略的な位置づけに有ります。これらが評価され利用される限り、あなた方は彼らにとって有益なのです。彼らは、あなた方が望む物を提供し、聞きたい事を話します。そして誘因を提供し、あなた方の宗教と宗教的理想を利用しながら、あなた方以上に世界のニーズを理解し、より大きな平穏をもたらす為、そのニーズに応える事が出来るという自信と信頼を育むでしょう。人類は、統一と秩序を確立する事が出来ないと思われているから、その可能性が大きいと信じる多くの人々に心を開くことになるでしょう。


第2回の論説では交配プログラムについて簡単に話しました。この現象について聞いた事がある人もいるでしょう。そして、この事について議論があったことも理解しています。しかし、信じられない事に、人々はその明らかな意味合いを理解する事が出来ません。明らかに交配プログラムは、人類の物理的世界への適応や、訪問者達の集団心理と集合意識を融合させる試みです。そのような子孫は人類の新たな指導者、即ち、訪問者達の意図と作戦行動から生まれた指導者として、完璧な立場に立つ事になります。彼らはこの世界に血縁を持つことになるため、人々は彼らを親族として受け入れるでしょう。しかし、彼らの心はあなた方と共には無く、気持ちもありません。彼らはあなた方の状態に同情し、あなた方に起こるかもしれないことを哀れむかもしれませんが、彼らは「「知」と洞察の道」の訓練を受けていないので、あなた方を支援する個々の権威を持っていませんし、彼らをここで育て、命を与えた集合意識に抵抗することもできないでしょう。


個人の自由は、訪問者達には評価されないのです。彼らはそれを無謀で無責任な事と考えているのです。彼らは自分達の集合意識しか理解せず、それを特権的で恵まれたものとみなしています。何故なら「知」は、個人の自己発見によって生まれ、高いレベルの人間関係によってもたらされるものだからです。この2つの現象は、訪問者達の社会的構成には存在しません。彼らは自分で考えることが出来ず、彼らの意志は自分達のものではありません。だから当然、彼らはあなた方の世界の中で、この2つの偉大な現象を発展させる展望を尊重する事は出来ないし、その様なものを育てる立場に無いことは確かです。ただ彼らは順応と忠誠を求めるだけです。そして、彼らがこの世界で育む霊的な教えは、人間を従順に、開放的に、無防備にし、一度も得たことのない信頼を獲得する為に役立つだけなのです。


このことは以前にも別の場所で見たことがあります。世界全体がそのような集団の支配下に置かれるのを見たことがあります。この宇宙には、そのような集団が沢山あります。そのような集団は惑星間貿易を扱い、広大な地域に広がっているため、逸脱することなく厳格な適合性を固守しています。少なくとも、あなた方が認識出来るような個性は彼らの中には有りません。


あなた方の世界で適当な例を挙げられるか分かりませんが、あなた方の世界には文化を超えた商業的利害関係があり、大きな力を持ちながら少数の人々によって支配されていると聞いています。これは恐らく私たちが説明している事の良い例えです。しかし、私たちが説明している事は、あなた方が世界で良い例として提示できるものよりも、遥かに強力で、広範で、十分に確立されたものなのです。


恐怖が破壊的な力を持つことは、あらゆる知的生命体に言えることです。しかし、恐怖が正しく認識された場合、その目的はただ一つ、危険の存在を知らせることです。私たちは危惧していて、それが恐怖の本質なのです。私たちは何が危険であるかを理解していて、それが私たちの懸念の本質です。あなた方の恐怖は、何が起こっているのか分からない為に生まれているので、それは破壊的な恐怖なのです。それはあなた方に力を与える事も、起こっている事を理解する為に、必要な知覚を与える事も出来ない恐怖です。情報を得る事が出来れば恐怖は懸念に変わり、懸念は建設的な行動へと変わるのです。私たちは、この事を表現する方法を他に知りません。


交配計画は非常に成功しつつあります。既に、この地球には訪問者達の意識と、集団的な努力から生まれた人々が歩いています。彼らは長期間ここに住む事は出来ませんが、僅か数年のうちに、あなた方の世界の表面に、永続的に住む事が出来るようになるでしょう。彼らの遺伝子工学の完成度は高く、外見よりも態度や存在感において、あなた方と僅かに異なるように見えるだけで、恐らく気づかれる事や、認識される事も無いでしょう。しかし彼らは、より優れた精神的な能力を持っています。そして、これはあなた方が「洞察の方法」の訓練を受けていない限り、敵わない優位性を彼らに与えるでしょう。


驚異と恐怖に満ちた宇宙、影響力のある宇宙、競争の宇宙、そして恩寵に満ちた宇宙、それはあなた方の世界とよく似ていますが、無限に大きなものなのです。あなた方が求める天国は、ここにはありません。しかし、あなた方が対抗しなければならない勢力、これはあなた方の種族が直面する最大の試練です。私たちのグループは、それぞれの世界でこれに直面し、大きな失敗があり、成功も僅かでした。自由と隔絶を維持できる存在の種族は、強く団結しなければならず、その自由を守るために、おそらく非常に大きな程度まで大いなる共同体の交流から手を引くことになるでしょう。


こうした事柄について考えてみれば、おそらく自分達の世界の中にも、それと呼応するような出来事があることに気づくでしょう。見えざる者たちは、あなた方の精神的発展とその大いなる可能性について、私たちに多くを語ってくれました。しかし同時に、彼らは今この時、あなた方の精神的な傾向や理想が、多大に操作されていると通知しています。現在、世界には、人間の黙従や批判能力の停止を説き、ただ心地よく快適なものだけに価値を置くような教えが、まるごと導入されています。これらの教えは、人々が自分自身の内なる「知」にアクセスする能力を奪うために与えられているのです。それは、正体のわからない、より大きな力に対して自分達が完全に依存していると感じる段階に、人々が至るまで続きます。その段階に達してしまえば、人々は何を与えられてもそれに従うようになり、たとえ何かがおかしいと感じたとしても、抵抗する力はもう残っていないでしょう。


人類は長きにわたり、孤立状態で生きてきました。そのため、このような介入など起こるはずがない、あるいは、自らの意識や心は自分だけが支配権を持つ不可侵の領域である、と思い込んでいるのかもしれません。しかし、これらは単なる仮定に過ぎません。それでも、あなた方の世界の賢者たちは、こうした思い込みを乗り越え、自らの精神環境を確立する強さを身につけたと私たちは聞いています。


私たちは自分達が送った情報が遅すぎ、影響力が少なすぎるのではないか、私たちの情報を受け止める為に選んだ人が、その情報を公開する為の援助やサポートが少なすぎるのではないかと心配しています。彼らは不信と嘲笑に遭遇するでしょう。何故なら、彼らは信じてもらえず、彼らが話す事は、多くの人が真実だと思い込んでいる事と矛盾するからです。異質な説得に屈した者たちは、特に彼らに反対するでしょう。


この深刻な状況に、全ての生命の創造主は霊的な能力と識別力、力と達成のための準備、教えを送られました。私たちは宇宙の多くの人々と同じように、このような教えを学んでいるのです。この教えは神の介入の一形態です。どの世界にも属するものではありません。どの種族のものでもありません。どの英雄やヒロイン、どの個人を中心としたものでもありません。このような準備は今、利用可能で、それは必要とされるでしょう。私たちの観点からは、それが現在、人類に「大いなる共同体」における、あなた方の新しい人生について賢くなり、見分ける機会を与えることができる唯一のものなのです。


あなた方の世界の歴史においても起こってきたように、新たな土地に最初に到達するのは、探検家や征服者です。彼らは利他的な理由で来るのではありません。彼らは権力、資源、そして支配権を求めてやって来るのです。これが生命の理です。もし人類が大いなる共同体の情勢に精通していたなら、事前の相互合意が確立されていない限り、自らの世界へのいかなる訪問にも抵抗したことでしょう。自分達の世界をこれほど脆弱なままにしておくべきではないと、十分に理解していたはずなのです。


現時点で、ここでは複数の集団が優位性を競い合い、人類には非常に珍しい、しかし啓発的な状況に置かれています。そのため訪問者達からのメッセージは、しばしば矛盾しているように見えるでしょう。彼らの間には対立が有りますが、相互の利益が認められれば互いに交渉します。しかし、彼らは未だ競争の中にいるので、彼らにはここがフロンティアなのです。彼らにとって、あなた方は利用するだけの存在でしかなく、役に立たないと認めたら捨てられるだけなのです。


あなた方の世界の人々、特に権力と責任を持つ立場の人々にとって、霊的な存在と大いなる共同体からの訪問の違いを認識することは、大きな難題です。しかし、どうすればこの区別をする為の枠組みを持つことができるでしょうか。何処でその事を学べるのでしょうか。あなた方の世界の誰が、大いなる共同体の現実について教える立場にあるのでしょうか。今や、世界を超えた生命はあなた方の世界に存在し、ここに自らを確立して、その影響力を拡大しようと、世界中の人々の心と魂を勝ち取ろうとしているのです。それはとてもシンプルでありながら、壊滅的なのです。


従って、これらのメッセージにおける私たちのタスクは、大きな警告をもたらす事ですが、警告だけでは十分ではありません。あなた方の人々の間で認識されなければなりません。少なくとも、ここにいる十分な数の人々の間で、あなた方が今、直面している現実を理解する必要があります。これは人類史上最大の出来事です。人類の自由に対する最大の脅威であると同時に、人類の結束と協力のための最大のチャンスでもあるのです。私たちは、これらの大きな利点と可能性を認識していますが、日を追うごとにその約束は薄れていきます。より多くの人々が捕らえられ、彼らの意識が再教育され、再構築され、より多くの人々が訪問者達によって推進されている霊的教えを学び、より多くの人々がより従順で識別する能力が低くなっていくからです。


私たちは見えざる者たちの要請を受け、観察者としての役目を果たすべく参りました。もし私たちが成功すれば、この情報を提供し続けるために必要な期間だけ、あなた方の世界の近傍に留まるつもりです。その後、私たちは自分達の故郷へと帰還します。万が一、私たちが失敗し、趨勢が人類に不利に傾き、支配という名の大きな闇が世界を覆うことになれば、私たちは使命を果たせぬまま去らねばなりません。いずれにせよ、私たちがあなた方と共に留まることはできません。しかし、もしあなた方に将来性が見い出せるのであれば、あなた方が自力で身を守り、自活できるようになるまで私たちは留まりましょう。これには、あなた方が自立していることが不可欠です。もし他種族との交易に依存するようになれば、外部からの操作を受ける極めて大きなリスクが生じます。人類は未だ、それほど強くはありません。今この瞬間も行使されているような、精神環境における力に抗う術を持たないのです。


訪問者達は、自分達が「人類の味方」であるかのような印象を与えようとします。彼らは、人類を自分達から救うために来たと言うでしょう。人類が自分達の為に提供が出来ない、大きな希望を提供できるのは彼らだけであり、世界に真の秩序と調和を確立できるのも彼らだけです。しかし、この秩序と調和は彼らのものであって、あなた方のものではありません。そして、彼らが約束する自由は、あなた方が享受できるものではありません。